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X-Pieces

 

X-Pieces

Cloud network camera for activity

Project at Kanazawa College of Art
Prototype
Feb. 2017

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X-Pieces は2020年のサービス提供が目指されている 5G (第5世代移動通信システム) を前提とした、ウェアラブルカメラのコンセプトモデル。 5Gの特徴である「高速大容量」によって、これまでデバイス内部に記録していたデータをクラウド上のストレージに記録することができる。また、「同時他接続」の強化によって身の回りのあらゆるモノやそのモノ同士がインターネットに繋がるIoT (Internet of Things) も急速に広がるだろう。

そのような技術的背景と、誰もが写真を撮ってSNSでシェアをするということが生活の一部となった時代的背景をふまえて、この X-Pieces のデザインに取り組んだ。コンセプトは、「今まで以上に写真や映像を楽しむことと、アクティビティに没頭することの両立」とし、現代のカメラと人の関わり方を考えた。

 
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X-Pieces は本体とマグネット部分に分かれており、本体をマグネットによって服やリュック、時にはテントなどに付けて使用する。例えば、友人数人とのキャンプなどのシーン。まず、持ち寄った X-Pieces の電源を入れ、「x」の形の端を合わせるようにつなげることで、ペアリングを開始する。あとは、思い切りキャンプを楽しむだけである。テントを離れる際にテントに付けて行けば、セキュリティカメラとしても使うことができる。

システム的な特徴としては、キャンプ中に記録し続けた膨大な映像データを、5G回線によってクラウド上のストレージに保存すること、またペアリングした複数の X-Pieces から複数の視点で動画を記録すること。ペアリングした X-Pieces 同士の撮影データはクラウド上の同一のストレージに保存される。

撮影した映像はアプリやウェブからアクセスし、画像解析や音声解析技術による編集と検索で楽しむことができる。例えば、友人全員が写っているようなSNSに使いやすいシーンを集めた動画や、「美味しい」という音声での検索でみんなが食べ物を食べているシーンを集めた動画などを自動で編集してくれる。つまり、元の膨大なデータはクラウド上で管理され、私たちは様々な切り口によってその日のキャンプを映像で楽しむことができる。

 
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分離可能なマグネット部分は本体の裏面に付けられるとともに、収納時などには本体表面に付けることでレンズカバーとしても機能する。気軽にさっと気にせず装着できるよう、マグネット構造に加えて、上下左右対称な造形とした。撮影された映像は画像認識によって水平垂直を整えた状態に編集される。

 

Process

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